
- 静岡菊川市ブラジル人夫婦殺傷事件の概要
- 山口正文容疑者の顔画像
- 山口正文容疑者の犯行動機
静岡菊川市ブラジル人夫婦殺傷事件の概要
2020年3月10日、以下の報道がありました。
静岡県菊川市の住宅地で、ブラジル国籍の派遣社員、デ・ソウザ・マルコスさん(当時44)が殺害された事件で、静岡県警は10日、同県御前崎市佐倉、派遣社員山口正文容疑者(64)を殺人と殺人未遂の疑いで逮捕し、発表した。認否については明らかにしていない。菊川署捜査本部によると、山口容疑者は、2月17日午後7時半ごろ、菊川市赤土の住宅敷地内で、マルコスさんと妻(43)を刃物で刺し、マルコスさんを殺害、妻を負傷させた疑いがある。
事件の詳細な概要
2020年2月17日午後7時半頃、静岡菊川市赤土でブラジル国籍の派遣社員デ・ソウザ・マルコスさん(当時44)が、仕事から車で帰宅した直後に自宅の玄関先で何者かに襲われました。
犯人とマルコスさんのもめている声を聞いて妻のタカハシ・デ・ソウザ・クリスチアーネ・マリさん(43)が外に出ると、覆面をした男性とマルコスさんが揉み合っていたのです。
近くに住む人の話では、「日本語ではない罵声のような騒いでいることが聞こえた。」ということです。 マリーさんは日本語で「助けて!助けて!」と叫んでいました。
マルコスさんは刃物で胸などを十数ヵ所も刺され、血まみれ。
妻のマリさんも犯人を止めようとして腕を切られ、負傷しています。
その後、犯人は徒歩で現場から逃走しています。
犯人は覆面をして上下とも黒っぽい服装で、妻のマリさんは面識のない男性でした。
事件後、長男とみられる20歳ぐらいの男性が近くのスーパー内のブラジル人向け売り場に「救急車を呼んで!」と駆け込み、店長が119番に連絡しています。
マリーさんも勤務先の上司を通じて通報していました。
マルコスさんは救急車で病院に搬送されるも死亡が確認されました。死因は失血死です。
目撃情報、マルコスさんの勤務状況や交友関係などを中心に捜査を続けていました。
そして、3月10日に犯人が殺人容疑および殺人未遂容疑で逮捕されます。
犯人は、マルコスさんと同じ工場で働く同僚の 山口正文容疑者(64)でした。
マルコスさんの人柄や家族について
関係者によると、マルコスさんは2018年12月にブラジルから来日し、翌年1月から派遣会社(藤枝市)を通じて牧之原市内の製造会社の工場で勤務していました。
山口正文容疑者の顔画像は?

山口正文容疑者の犯行動機

妻のマリさんが犯人と面識がないことから、山口容疑者がマルコスさんやマルコスさん家族と親密な関係ではなかったことが分かります。